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尋常性疣贅(ウイルス性のイボ)

尋常性疣贅|二子玉川駅徒歩3分|土日診療の皮膚科・美容皮膚科|二子玉川皮ふ科

尋常性疣贅(ウイルス性のイボ)

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)とは

尋常性疣贅(ウイルス性のイボ)

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)はウイルスに感染することによってできた“イボ”です。“イボ”とは皮膚の一部が盛り上がったものをいいます。

他にウイルス以外の原因でできる、一般的に“イボ”と呼ばれるものもあります。

  • 首回りやわきの下にできるイボ「軟性線維腫(良性腫瘍)」
  • お子様に多くみられる白っぽいイボ「伝染性軟属腫(いわゆる水イボ)」
  • 加齢に伴って増えていく老人性のイボである「脂漏性角化症」

などがあります。
イボと思っていたものが悪性腫瘍であったなどという事例もあるため、自己判断は禁物です。ぜひご相談ください。

尋常性疣贅の原因

原因はヒト乳頭腫ウイルス(human papilloma virus: HPV)というウイルスに感染することによって発症します。
このウイルスは、正常な状態の皮膚に感染することはほとんどありませんが、引っかき傷やかすり傷など皮膚にできたわずかな傷から皮膚の中に入り込み、角化細胞に感染しておこります。

できやすい環境とは

  • アトピー性皮膚炎や乾燥肌などで肌のバリア機能が低下
  • 病気やストレスなどによる免疫力低下など

また温泉や銭湯、プールなど長時間水に濡れるような公共施設で感染しやすいです。

尋常性疣贅の症状

小さな皮膚の盛り上がり(イボ)が徐々に出てきます。多くは手足の指にみられます。大きさは数mmから数cmになることもあります。
かゆみや痛みなどの自覚症状はほとんどありません。

尋常性疣贅の検査・診断

視診や触診によって診断します。
特徴的な見た目で、おおよその判断をつけることが可能です。一方で、“うおのめ”や“たこ”と尋常性疣贅が似ているため、部位や大きさによっては判断がつきにくいこともありますので、診断にダーモスコープ(拡大鏡)を用いることもあります。

尋常性疣贅の予防

イボを触っていると他の部位にうつることもあるため、できるだけ触らないようにするのが良いです。
また乾燥肌で皮膚が荒れている状態や傷ができている場合などは感染しやすくなるため、常に肌の状態を良くしておくことも重要です。

当院の治療

自然治癒することもありますが、イボがほかの部位にうつったり、大きくなって治りづらくなることも多いため、当院では定期的に通院いただき液体窒素などを用いた治療などを行っていきます。

市販の治療薬を検討される方へ

イボへの効果が期待できるサリチル酸を配合した市販薬も販売されていますが、自己流の処置によってウイルスが周囲の皮膚に広がってしまう可能性があります。
そのため、適正な治療のために皮膚科受診をお勧めします。

主な治療法は、以下が挙げられます。

  • 液体窒素を用いた冷凍凝固療法
  • ヨクイニンの内服(飲み薬)
  • サリチル酸ワセリンなどの軟膏(塗り薬)

他に保険診療以外でレーザーを照射したり、トリクロロ酢酸を塗布する治療などあります。これらを組み合わせたりしながら治療していきます。

液体窒素を用いた冷凍凝固療法について

最も一般的なイボ治療です。
液体窒素と呼ばれる非常に低温(-196℃)の液体を綿棒やスプレーを用いてイボの部分に当てて凍結させます。治療の際には痛みが伴いますが、通常治療後2~3日で改善してくることが多いです。
治療後は洗顔や入浴は普段通りしていただいて構いません。特に絆創膏などで保護する必要はありませんが、治療後に水ぶくれやびらん、血豆などになる場合もあり、必要に応じて保護することもあります。1~3週間ほどでイボが取れてくることが多いです。1度の治療でイボがとれないこともあるため、その場合は時間をあけて治療を追加します。
治療後は液体窒素を当てたところが茶色くなることもあります。一度の治療で完治することは少ないため、根気強く定期的な通院が必要になります。
また不快な痛みを伴うため、前回治療後から治療当日に至るまでの痛みやイボの状態など患者さまのお話を伺いながら治療していくように心がけております。ご心配なことなどございましたら診察時にご相談ください。