〒158-0094 東京都世田谷区玉川2-12-7 NSEビル2F

Tel.03-5717-1112
WEB予約 オンライン診療

たこ・魚の目

たこ・魚の目|二子玉川駅徒歩3分|土日診療の皮膚科・美容皮膚科|二子玉川皮ふ科

たこ・魚の目

たこ・魚の目とは

たこ・魚の目

たこ・魚の目は、圧迫や摩擦などの刺激を慢性的に受けると部分的に角質が厚くなることでできます。
皮膚科では、たこは「胼胝(べんち)」、魚の目は「鶏眼(けいがん)」と呼びます。
胼胝(べんち)はある程度広い範囲に角質が厚くなっているものを言います。そのためあまり圧痛はないことが多いです。対して鶏眼(けいがん)は分厚くなった角質の一部分が芯のようになり、圧痛を伴うことが多いです。

たこ・魚の目の症状

足によくできやすいのですが、足は全身を支えるため、角質を厚くすることで刺激から足を守ろうとし、たこや魚の目を作ってしまいます。先ほど述べたようにたこは広い範囲で角質が増殖するため、痛みを感じることはほとんどありません。ほかによくペンを持つ学生さんでは「ペンだこ」、正座やあぐらをするなど座っている時間が長い方では「座りだこ」というようにたこができる場所は足裏に限りません。

一方、魚の目は先ほど述べたように角質の一部分が芯のようになって皮膚の奥へ向かって伸びるため、歩く時に軽く当たるだけで痛みを感じることがあります。
時に感染し、蜂窩織炎など炎症を引き起こし、重篤化することもあります。特に、糖尿病など痛みを感じにくくなる持病をお持ちの方で注意が必要です。

たこ・魚の目の診断

魚の目とウイルス性のイボである尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は似ている場合があります。よく見ると小さな黒い斑点があるのが尋常性疣贅です。たこや魚の目とこの尋常性疣贅では治療法が異なります。また、たこや魚の目だと思っていたものが実は腫瘍であったといったケースもあります。うおのめもたこも日常的によくある疾患ですが、自己判断せず一度皮膚科で診断してもらうことが大切です。

当院の治療

たこや魚の目は原因が取り除かれない限り再発することが多い疾患です。定期的に皮膚科クリニックにかかり、フットケアを受けることなどで健康な足を保つことも重要です。

圧迫や摩擦を避ける
足の特定の場所に圧迫や摩擦が起こらないように歩き方を矯正する、足にあった靴を履くことが大切です。靴の中敷き(インソール)で調整することも有用です。
削る
医療用のメスや剪刀(ハサミ)で分厚くなった角質を削ります。魚の目の芯がとれると歩きやすくなることが多いですが、長年あった魚の目などはとれた後もしばらく違和感や痛みが残るケースもあります。
塗り薬・貼り薬
足の角質を柔らかくする外用薬や貼り薬などがあります。使用感も違うため、患者さまの希望も考慮して処方します。