〒158-0094 東京都世田谷区玉川2-12-7 NSEビル2F

Tel.03-5717-1112
WEB予約 オンライン診療

シミ

シミ|二子玉川駅徒歩3分|土日診療の皮膚科・美容皮膚科|二子玉川皮ふ科

シミ

シミ

シミは表皮にメラニンという色素が過剰に蓄積された状態で、さまざまな種類があり、それぞれの性質・濃さなどによって治療法も大きく異なります。
メラニン色素は紫外線から細胞の核を守る役割を持っており、表皮の最下層にある基底層という部分に存在するメラノサイトが作り出し、周りにある角化細胞に受け渡されます。
メラニン色素が蓄積してシミになるメカニズムは、皮膚が様々な刺激に対して防御反応を働かせ、メラノサイトを活性化し、メラニン色素が過剰に作り出されることが始まりです。通常作られてしまったメラニン色素は皮膚のターンオーバーによって排泄されますが、過剰に作られてしまうと表皮に蓄積してシミとなってしまうのです。
シミの原因は加齢によるターンオーバーの遅延、紫外線、女性ホルモン、火傷や湿疹、こすり過ぎなどの物質的刺激、精神的ストレスなど様々です。そのため、シミの予防には、紫外線対策、こすらないスキンケアや、ストレスを溜めないことなど健康的な生活がとても重要なのです。
一言でシミといっても様々な種類のものがあります。
シミの種類には大きく分けて5つあります。

シミの種類

1.老人性色素斑(日光黒子)
シミの中で最も頻度が多く、慢性的な紫外線の曝露や加齢によってできてしまいます。シミの辺縁ははっきりしていて、できる部位や大きさも様々です。
2.雀卵斑(そばかす)
小中学生頃から出現する左右対称に同じような小型の大きさのシミでてきます。紫外線の刺激によってシミができやすい体質の方です。
3.肝斑・くすみ
30~50代の中高年女性に多く、主に頬の、左右両側に広がるもやもやとした班状の色素斑です。誤ったスキンケアによる摩擦、紫外線曝露、女性ホルモン、ストレスなどが原因とされています。肝斑の完治は困難で、いかに良い状態を維持していくかが重要です。
4.ADM
後天性真皮メラノサイトーシス
成人となる時期の前後に出てくる左右頬の灰色がかった点状の色素斑です。肝斑との区別が難しい場合もありますが、発現した時期やその色から皮膚科専門医がしっかり、鑑別を行います。主に皮膚の深い真皮という部分に原因があるため、外用や光治療などの表面的な治療は無効です。レーザー治療が有効な場合が多く、一度除去できれば再発することはありません。
5.炎症後色素沈着
にきび、アトピー性皮膚炎(湿疹)、虫刺され、やけど、けがなどにより赤くなる炎症が続くと、それが治ったあとにメラニンが残り、茶~黒っぽい色残ってしまう状態です。通常、数カ月~1年ほど経つと自然にもかなり薄くなしますが、それでもうっすらと色がが残ってしまうこともあります。日焼けをするとさらに色が濃くなってしまうため、日焼け止めを塗るなど紫外線対策を徹底します。

当院では様々な原因にあわせて適切なシミ治療をご案内いたします。

当院でのシミ治療

内服治療
外用治療
その他