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巻き爪・陥入爪
巻き爪・陥入爪
巻き爪と陥入爪は同じと思っていらっしゃる方も多いですが、実は少し違います。
巻き爪は爪が異常に内側に曲がっている状態をいいます。一方、陥入爪は爪のふちが周囲の皮膚に食い込み、炎症を起こしたり痛みを感じたりするような状態のことをいい、つまり巻き爪で陥入爪をきたしやすいと言えます。
陥入爪が悪化すると肉芽が盛り上がり、出血したり歩くことが難しいほど痛みが強くなったりします。
原因は様々ありますが以下のことなどが考えられます。
深爪の習慣のある方は痛みを伴うようになると、和らげようとして再び爪を切ってしまうことがみられます。実はこれは悪循環となりますので適切な処置に迷われる際は皮膚科への受診をお勧めします。 また、窮屈な靴を長時間、習慣的に履くことも、足のつま先に負担がかかり徐々に変形する可能性があります。
深爪が原因であることが多いため、症状が軽い場合は、爪の切り方を指導し改善を図ります。
もし炎症を伴っている場合は抗生剤の内服や外用薬を処方することもあります。
当院では巻き爪リフトと巻き爪マイスターを採用しています。どちらも自由診療となります。保険診療ではございませんのでご注意ください。
炎症を起こして化膿し、肉芽の盛り上がりがある場合などは手術治療になります。
当院では日帰り手術が可能です。手術時間は麻酔も含めて約30分程度が目安となります。
症状が軽い場合や初めて炎症を起こした場合は爪の切除のみ行います。
【手順】
切除した部分は時間経過とともに爪が生えてきますので、2～3カ月後に再発がみられないか確認のため受診を推奨します。
当日は濡らさないでください。シャワーは翌日から可能です。
